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省エネ家電の選び方【失敗しない5つの基準】

はじめに

「どの家電が一番おトク?」――迷いますよね。
本記事は**失敗しない“5つの基準”**で、買ってから後悔しない省エネ家電の選び方を解説。
電気料金は原則27円/kWhで試算。数字とチェックリストで、今日の買い物にそのまま使えます。

目次

  • 省エネ家電の選び方【失敗しない5つの基準】
  • 機種別の“見るべき指標”早見表
  • 年間節約額の出し方(統一ルール)
  • でんぴょんQ&A
  • まとめ(今すぐやる3ステップ)
  • 次に読むべき記事

省エネ家電の選び方【失敗しない5つの基準】

基準1:**年間消費電力量(kWh/年)**で比べる

  • パッケージやカタログの**「年間消費電力量」**が本命。定格Wだけの比較はNG。
  • 統一省エネラベル/省エネ性能カタログに準拠した指標で横並び比較が可能。
  • 年間節約例:旧400kWh→新260kWh(差140kWh)
    • 節約額=140kWh×27円=約3,780円/年
  • 根拠の見方:ラベルの省エネ基準達成率多段階評価も合わせて確認。

※省エネ性能カタログ2024年版より抜粋

基準2:サイズ・容量は“使い切れる最小十分”

  • 大きすぎる容量は待機・循環・放熱ロスが増えがち
  • 例:冷蔵庫は“家族人数+少しの余裕”に収めるのが省エネ。
  • エアコンは適用畳数を下回る選定は厳禁(効率低下・電気代増)。

基準3:省エネ機能の実効性で選ぶ

  • 代表例
    • エアコン:自動運転・人感/不在オフ・除霜最適化・高APF
    • 洗濯乾燥機:ヒートポンプ乾燥>ヒーター乾燥
    • 冷蔵庫:インバータ制御・真空/高断熱パネル
  • 年間節約例(方式差でのイメージ):
    • 洗乾 900kWh→600kWh(差300kWh)=約8,100円/年

基準4:メンテ容易性(“保てる省エネ”)

  • フィルター掃除のしやすさ・自動清掃、熱交換器の汚れ対策、霜取り制御 etc.
  • 試算例:エアコンの汚れ・設定不備で消費電力が仮に5%増とすると、
    • 年1,000kWh→50kWh余分=**約1,350円/年**のムダ。
  • 「続けられるメンテ設計」=長期の省エネ安定に直結。

基準5:TCO(総保有コスト)で元が取れるか

  • TCO=本体価格+(年間消費電力量×電気単価)×使用年数
  • 回収年数=(新旧の購入差額)÷(年間節約額)
  • 高効率モデルでも回収年数が長すぎないかを必ず確認。

機種別の“見るべき指標”早見表

エアコン

  • APF(通年エネルギー消費効率)/省エネ基準達成率/低温暖房能力
  • リモコンの「自動」または「AI自動」ボタンがある(押すだけで最適運転)
  • 「不在オフ」「人感センサー」など“人がいない時に止まる”機能

冷蔵庫

  • 年間消費電力量/省エネ基準達成率/断熱構造(高断熱パネル等)
  • 定格内容積は生活に合う最小十分+整理しやすい棚配置

洗濯機・洗濯乾燥機

  • 洗濯〜乾燥までの年間消費電力量
  • ヒートポンプ乾燥、低温での省エネ運転、風路清掃性

照明

  • 固有エネルギー消費効率(lm/W)、調光・人感センサー対応
  • 例:白熱54W→LED7W置換で約1,852円/年
    • 計算:(54-7)W×4h×365/1000×27円

給湯(電気)

  • COP(成績係数)、夜間シフト、タンク断熱、太陽光連携
  • 家族人数/浴室の使い方で最適容量を選定

年間節約額の出し方(統一ルール)

  • 式:(旧kWh−新kWh)×27円=年間節約額
  • 例1:冷蔵庫 400→260kWh=差140kWh約3,780円/年
  • 例2:エアコン 1,000→800kWh=差200kWh約5,400円/年
  • 例3:洗乾 900→600kWh=差300kWh約8,100円/年

でんぴょんQ&A

Q. 省エネ基準達成率って何を示すの?

A. 国の省エネ基準に対し、どれだけ上回っているかの指標だよ。
高いほど効率が良い目安として使えるにゃ。

Q. 「買い替えた方が得」の目安は?

A. 回収年数=差額÷年間節約額で計算。
5年以内に回収できるなら、家計インパクトは大きいにゃ。

まとめ(今すぐやる3ステップ)

1. まずは「電気代の少なさ」で3機種まで絞る

  • 年間消費電力量が小さい順に並べ、上位から候補に。
  • 省エネラベルの達成度(★や%)が高いものを優先。

2. 次に「家に合う&勝手に節電できるか」を見る

  • 部屋の広さ・容量・家族人数に合うサイズに(大きすぎ/小さすぎはムダ)。
  • 自動運転・人感/温度センサー・インバーターなど“ほったらかし節電”機能を確認。

3. 最後は「10年の合計いくら?→元は何年で取れる?→お手入れラク」で決める

掃除しやすさ・フィルター代・交換の手間が少ないものを選ぶ。

10年の総額=本体価格+10年の電気代+消耗品/修理費。

回収年数=(価格差)÷(年間電気代の差)。

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